常滑の素敵な街並み
日本遺産、 日本六古窯(ろっこよう) の一つである常滑の町をご紹介します。
風情ある素敵な街並。子どもと遊びながら楽しめる散歩道。本物に触れ合う感動。映画やテレビのロケ地でsns映えするフォトスポットやカフェもあります。お買い物や周辺情報等も合わせてご紹介します。
日本各地の焼き物に興味があり、陶芸体験をしたり、お土産を買うのが好きです。
今回は急須が欲しくて訪れました。旅のご参考にしていただけると嬉しいです♪
常滑焼とは
歴史
愛知県常滑市を中心とした知多半島内で作られている常滑焼きには、中世から続く伝統、歴史があります。常滑焼の元祖は土管です。土管坂はフォトスポットとしても人気です。左壁には土管、右壁には焼酎瓶、地面には土管の廃材が埋め込まれています。この他にも、街全体のあらゆる所に独特な雰囲気のある焼き物が点在しています。
常滑焼といえば
土管のように赤茶色の焼き物で温かみがあります。
身近なものだと急須が有名です。
また、招き猫の生産量も日本一です。お散歩の途中に、塀の上の巨大招き猫「とこにゃん」にも遭遇(高さ3.8m、幅6.3m)
新しくなった東京駅舎の赤レンガも常滑で焼かれたそうです。
見どころ、写真スポット📷
やきもの散歩道
歴史ある独特な雰囲気に包まれたやきもの散歩道。約1,6㎞
1時間で回れるコースになっていて、土管坂や招き猫等を観ることができます。
駐車場の脇にやきもの散歩道MAPが貼られています。この地図を頼りに回ってみました。
道の途中には案内看板☛も出ていて分かりやすいです。
現存する日本最大級の登窯
日本最大級の登窯があり、窯の中も観ることができます。10本の煙突がそびえ立ち、火を焚く様子を思い浮かべながら観ると趣深いです。
使われなくなった窯も所々に残されていて散歩しながら当時のおもかげが感じられました。
作り手の方との出逢い
やきもの散歩道には素敵な工房がたくさんあります。体験ができる工房や、ろくろを回して作っている方とお話ししたり…お話ししながら作品を買ったりすることもできます。何か買わなきゃと焦る必要もなく散歩しながらふらりと立ち寄ることができました。
子どもにもおすすめスポットが満載
焼き物の街というと大人が楽しむイメージがありますが常滑は子どもも楽しめます。
迷路のような細い路地や宝探しをしているような気分になる散歩道。
あらゆる所に遊び心や子ども向けの物が点在しています。
招き猫通り
常滑駅から陶磁器会館に向かう道沿いの壁に「巨大招き猫」、「御利益陶製招き猫」39体、「本物そっくりの猫」11体があります。可愛らしくて、ご利益をいただきたく一体一体見入ってしまいます。子どもたちもワクワクです。
登り窯広場
屋根付きのベンチや自販機、トイレがあり休憩するのにちょうど良い広場です。
陶製の壁や陶器のオブジェ、水琴窟もあり子どもたちは夢中です。普段とは一味も二味も違った公園の雰囲気に大人も休まります。
土管坂花園
土管坂前にある花園。焼き物で作られた机や椅子に座って、ほっと一息。高台からの眺めを楽しむことができます。
ご当地の焼き物でいただくお食事や雰囲気あるカフェで舌鼓
お散歩を楽しみながらお気に入りのお店を見つけて休憩するのも良いです。
常滑焼のお皿に盛りつけられたお食事や、コーヒーは常滑ならではの特別感です!
お気に入りのお店を見つけましょう。
周辺情報
やきもの散歩道を楽しんだ後、車の駐車場前にあった看板を見てセラモールというところへ足を運んでみました。10店舗ほどのお店が並んでいます。お皿から植木鉢、ガーデン家具など時間を忘れて見入ってしまいました。
年末年始も何店舗かは年中無休で営業されているようです。開店、閉店時間等ホームページより確認して足を運んでみるのもお勧めです。
最後に
常滑の街は、一度では物足りないくらい何度か足を運びたくなる魅力溢れるところでした。
坂道もありますがちょうど良い散歩道になっており、子どもから幅広い世代の方が楽しめるところだと思います。また行く機会が出来たら、散歩道から少し外れた散策を楽しんだり、陶芸体験等もしてみたいです。常滑の街で出会った急須でお茶を淹れながら楽しい日々を送りたいと思います。