日能研では、5年生からオプションで「記述(国語)演習講座・算数演習講座」が始まります。
演習講座では、中難度の問題演習を通して応用力を磨いて行きます。始める前は演習講座を受けるか否か悩みました。
受講した前期(2月~7月)を振り返り演習講座の成果・今後の課題についてまとめました。
演習講座の成果
5年生から始まった演習講座では、通常の授業に加え、時間・費用も増えました。
時間
通常の授業を70分×2コマ受けた後、軽食を済ませ演習講座を70分受講します。
記述演習講座・算数演習講座それぞれ週に1回70分の授業です。宿題はありません。
費用
前期(2022年2月~7月)の授業の費用は下記の通りです。
- 記述演習講座26,400円(全20回分)
- 算数演習講座26,400円(全20回分)
成果(公開模試偏差値より)
6か月間学んできた成果を受講前の6か月間と比べてみました。
記述演習講座
受講前6か月と受講して6か月の国語の公開模試の平均偏差値を比べると2.9UPしました。
記述の他の部分(漢字・語句等)の影響もあると思いますが勉強してきた成果があり良かったと思います。
長男には演習講座の授業内容が難しすぎ?と悩んだ時期もありました。
しかし、記述演習講座を上手く活用することで次第に国語の勉強への取り組み姿勢が変化し始めました。
記述力は国語に限らず他教科でも生かされ将来に渡り必要な力になると思います。これからも頑張って取り組んで行けたらと思います。
算数演習講座
受講前6か月と受講して6か月の算数の公開模試の平均偏差値を比べると3.7UPしました。
算数演習講座が始まり最初は扱う問題が大変難しく驚きました。
しかし、同じクラスには、すらすらと解いてしまう子もいました。
一緒に学ぶ仲間の存在の大きさを知りました。
授業について行けるのか心配になりましたが素敵な仲間と同じ空間で同じ問題に取り組むというのは良い刺激になったようです。
問題には正答率が記されていて自分には、正答率何パーセントの問題が解けるのか?チャレンジ精神で楽しんでいました。
少しずつでも難しい問題を解く経験を重ねて行くことで自信にも繋がったようです。
今後の課題
塾から演習講座は、予習・復習するように言われていません。宿題もありません。演習講座の生かし方は本人次第です。今は正直、演習講座を充分生かし切れているとは言えない状態です。
記述演習講座
毎週、先生がプリント1枚分の記述問題を丁寧に添削してくださいます。その添削していただいたものをしっかり復習し身につけて行くことを目指したいです。
算数演習講座
長男は、先生からのお土産(過去問)を解き栄冠シールを貰うことに夢中です。難問に向き合うことも大事ですが、点の取れる問題でミスをしない状態を目指したいです。
まとめ
5年生からのオプション「記述演習講座・算数演習講座」の参加の有無は4年生のうちに決断しなればなりません。
受講するか散々悩み飛び込んでみた講座でした。
始めは、帰宅時間も21時を過ぎ生活も激変し、生活に慣れるのにも一苦労でした。
時間や費用を費やし「意味あるのかな?」と悩んだ時期もありました。しかし、地道に続けてきたことで色々な壁にぶつかり「この状況を何とかしよう!」と勉強方法を変えてみる等、勉強への向き合い方を試行錯誤することができました。
公開模試やテスト等で難問に向き合う際、「難しい、解けないかも」と気持ちで負ける前に「これ解いてやる!」と取り組み姿勢が変わったのも大きな成果だと思います。
5年生後期も今後の課題を見据えながらチャレンジ精神で頑張って行こうと思います。
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