算数のモチベアップ方法:過去問の難問を解く [中学受験]

中学受験

中学受験生にとって過去問は、どのような存在なのでしょうか?算数の難問に向き合う際に大切なことは何か。日頃のテスト結果から分析しました。

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5年生と中学入試問題

算数演習講座(日能研)のテキストは、主に過去の公開模試が中心となっています。

ところがテキスト以外のある物が長男の心を掴んでいます。

それは、実際に中学受験で過去に出題された問題、過去問です。

過去問との出逢い

過去問との出会いは算数演習講座の時間にいただいたお土産でした。先生が過去問を解いてみたい希望者に向けて配ってくださいました。強制的ではなく、提出有無も自由です。

配ってくださる過去問は以下の通りです。

  • 1枚のプリントに1問
  • 1度の授業に2枚まで
  • 出題された年度と学校名記載
  • 問題のみで答えはなし

5年生:過去問取り組み状況

過去問は6年生の夏休み明け頃から解くものかなと思っていました。5年生が過去問を目にした時どのようになるのでしょうか?

受講生の半数弱の子が過去問を持ち帰り、実際に解いて提出する子は更に少ないようです。

長男は以下の理由から初回授業からずっと過去問を貰って来ています。

  • 中学入試問題を実際に解いてみたい
  • どんな問題が出るのか見てみたい
  • 解いた過去問を提出すると添削をしてくださり栄冠シールが貰える

中学受験の問題はどのようなものなのか?と日頃から興味津々です。実際に中学受験で出題された問題を手にして、とても嬉しそうです。更に栄冠シールが貰えるなんて夢のような話です。

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算数の難問と向き合う

ところが、過去問を解いてみる時間、気力が追い付かず気付けば6枚たまりました。

ぼたん
ぼたん

今は、授業の復習に力を入れる時。手つかずの過去問プリントを大事そうに持っている。例え過去問を解かなかったとしても一度手にしてみた経験は良かった。

そんな風に思っていたところ、今回初めて2枚提出。栄冠シールをいただき帰って来ました。

帰宅した途端、嬉しそうに添削してくださった過去問を見ていました。先生も「途中の計算式が書いてあるね」等と褒めてくださったそうです。嬉しそうな表情を見て「自信がついたかな」と感じました。懲りずにまた2枚過去問を貰って来て手付かずの過去問は6枚に戻りました。

今回、先生のアドバイスもあり過去問を解く際にお気に入りのタイマーで時間を計りました。20分前後かかったそうです。

長男
長男

6年生の本番ではもっと時間をかけずに解けるようになりたい。

ぼたん
ぼたん

うん。そうなるといいね。

難しくてお手上げ状態の算数演習講座。苦手を克服していく姿はこちらから↓

終わりに

過去問をいただいたまま、何枚かたまる状況が続きました。正直、5年生の今、そこまで難しい問題に時間をかけて解く必要があるのかなと思いました。

しかし憧れの問題を解いてみたことで実感が沸き、更に色々解いてみたいと感じるようになったようです。

過去問に取り組んでみた一歩は大きいです。やりたい時に解く方が力も伸びると思うので応援したいと思います。

しかし実は今回、理科の点数が落ち込みました。よくよく話を聞いてみると、過去問に夢中になり理科の復習時間が足りなくなったようです。

他の科目の勉強もあったりと、限りある時間の中で難問に、どこまで挑戦してみるか取捨選択をしていかなければならないなと感じました。時間と気力は有限であると改めて感じました。

最近読んだ本「中学受験 6年生からの大逆転メソッド 改訂版 中学受験の救世主・安浪京子先生の 最少のコストで合格をつかむ60の秘策」を参考に長男を分析しました。

テスト結果の分析から4つのタイプに著書の中で分けられています。分析してみたところ、地道さが求められるタイプに該当していました。これからも地道にコツコツと積み上げて行けたらなと思います。テスト結果の分析が私自身出来ていなかったので大変参考になりました。

他の3つのタイプは合格最短距離タイプ、伸びしろMAXタイプ、足元を固め直そうタイプ等、科目ごとに考えてみても楽しくて大変興味深いです。詳しくはこちらから↓

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