日能研で一番難しいテストと言われる「記述力模試」の結果が発表されました。中学入試では難関校を中心に記述形式の問題が多く出題されます。「現在の記述力はどのくらいなのか?」力試しをしてきました。先生が「半分解けたら凄いよ!」と話されていたとのこと。確かに相当、難易度の高いテストです。結果を見ても本当に難しかったんだなと実感しました。
記述力模試5年(2022年8月)結果
記述力模試は4教科です。実施要項は下記の通りです。
時間 | 満点 | |
国語 | 50分 | 100点 |
算数 | 50分 | 100点 |
社会 | 40分 | 100点 |
理科 | 40分 | 100点 |
記述力模試は自己採点も難しく実際の採点結果と大きく差が出た教科もありました。
通常、日能研の採点は翌日には発表されますが、記述力模試の採点は8月27日実施⇒9月2日採点結果発表となりました。採点する側も大変だなあと感じました。
国語
得点 | 平均点 | 偏差値 |
4☆ | 60.9 | 4☆ |
半分に1点届かず惜しーい!
この解答は〇?✖?…自己採点が難しかったです。
国語は本当に苦戦しています。しかし、その分、伸びしろは大きいと思うので頑張って行けたらなと思います。
下記課題に注力して行きたいです。
- 問題の意図を理解する
- 問題の意図はいくつあるのか?
- 誰が読んでも分かりやすい文章
- 字数制限内でまとめる力
夏期講習中は、国語の勉強に力を入れて来ました↓
算数
得点 | 平均点 | 偏差値 |
7☆ | 56.4 | 6☆ |
70点台後半。
説明を求められる問題では答えまで行き着きませんでしたが部分点を加点されていました。
算数の記述問題はどのような感じなのか想像できませんでした。が、文章題の問題から解答を導き出し解答欄には数字のみ記入する問題もありました。説明を求められる問題も複数あり、図形の説明は相手に分かりやすいように伝える難しさを感じました。
社会
得点 | 平均点 | 偏差値 |
6☆ | 67.6 | 4☆ |
自己採点通りの60点台。
読み取った内容を図やグラフに表し解答する為、頭の中の内容をまとめる力。身の回りの事例を自分の中の知識と繋げて説明する難しさを感じました。
理科
得点 | 平均点 | 偏差値 |
3☆ | 47.1 | 4☆ |
30点台後半。
仕組みやどうしてそうなるのか?といった本質をしっかり理解し説明する難しさを感じました。得意不得意分野の差が点数にも現れました。
まとめ
記述式の問題は、自己採点する際に「これは〇?✖?」と悩んでいました。採点結果が出るまで時間もかかり採点する側も大変だなあと感じました。
始めての記述力模試を受験し、長時間、集中し大変だったと思いますが一生懸命頑張りました。解答途中で時間が足りなくなってしまった問題も部分点をいただけたりと頑張った結果を評価してもらえる事が励みになったようです。
結果とは別に採点をしていただいた方から「答案を採点していて気づいたことのまとめ」を10数ページに渡る資料で頂きました。教科ごとに分かれており問題の意図や採点のポイント、子どもたちの出来栄えの様子等が書かれていました。読むのは大変ですが子どもたちの頑張りに繋がる的確なアドバイスで素敵な資料だなと思いました。