日能研の夏の学習は「夏期講習と夏期特別講座」の2本立てです。日能研からの案内には教室生は夏期特別講座は必須受講とありました。逆に、4年時の始めての夏期講習は入塾前だったので夏期特別講座は受けられませんでした。そのような経験から、「夏期特別講座まで受ける必要があるのかな?」と悩みました。夏期特別講座に通う日にち受講料もプラスしてかかります。5年生の今回は「長男の受講したい」という気持ちを尊重し受講しました。受講後、夏期特別講座を受講した場合、受講しなかった場合の感想をまとめました。
夏期特別講座とは
内容
国語・算数・社会・理科の4科目です。詳細は下記の通りです↓
日程
夏期講習の全日程25日間のうちの夏期特別講座は4日間です
- 夏期特別講座:4日
- 夏期講習:18日
- 夏期特別テスト:3日
時間
講座ごとにボリュームが異なり国語の物語、算数の平面図形は1日で4コマみっちり学んでいました↓
科目 | 講座 | 時間 |
国語 | なんてったって物語 | 70分×4コマ |
論説文研究 | 70分×2コマ | |
算数 | 平面図形のツボ | 70分×4コマ |
補助線みえ~る講座 | 70分×2コマ | |
社会 | 広がる視点! 世界の国ぐにへ | 70分×2コマ |
理科 | 深める 「植物・動物・人体」 | 70分×2コマ |
費用
4科 | 費用(税込) | |
夏期講習 | 118,030円 | |
夏期特別講座 | 26,400円 | |
合計 | 144,430円 |
夏期講習代とは別に夏期特別講座代として26,400円(税込)です。日能研からは夏期特別講座は必須受講ということで合計した144,430円の案内をいただきました↓
テキスト
夏期講習のテキストとは別に教科、講座ごとの構成になっています。入試問題を中心に演習形式になっています。
例年は特別講座の当日にテキストが配られるそうですが、今年は8月に入り全講座分のテキストをいただいてきました。突然の欠席や休校に備えてのことだそうです。
授業・家庭学習の進め方
テキストに沿って子どもたちが演習問題を解き進めた後、先生の解説を聞きます。テキストは解答付きなのですが自力で解くには難しく先生の解説が大変参考になるようでした。
★マーク:難問につけられています。特に難しく先生の解説必須だったようです。
家庭学習では、家庭でも取り組めそうな★マーク以外の授業で取り組めなかった問題を解いて行きました。夏期講習の復習に比べると夏期特別講座の家庭での学習の量は少なかったように感じます。授業中の学習で完結している感じでした。
受講後まとめ
受講前の悩み
夏期特別講座を受講前に色々悩みました。
受講しない案…
- 夏期講習だけでもたくさん勉強するので夏期特別講座は受講しなくても良いのではないか?
- 演習講座ということで問題を解くだけならば自宅でできるのではないか?
- 夏休みの自由な日が4日増える。出費なし。
受講する案…
- 長男は内容を見て「やりたい!」の一択だった。
- 夏前の保護者会で夏期特別講座の魅力を聞き受講した方が良さそうと思った。
夏期特別講座の内容に魅力を感じたポイント(保護者会の感想より) | |
国語 | 時間を計りながら演習形式で学ぶ |
算数 | 平面図形のツボを学ぶ |
社会 | 地理は夏期が入試前の最後の学ぶ場となる 本科授業で取り組んでいない世界地理は入試に頻出 |
理科 | 本科授業では学ぶ範囲が広く充分な量の問題演習に取り組めていない 夏期講座で問題形式で振り返り、問題の解き方をじっくり学ぶ |
受講後に分かったメリット
・入試問題を解くのが楽しい。
・いつもと違う先生が来た教科もあった。
・いつもの授業と違う進み方で新鮮。
・世界の話が楽しくてもっと聞きたかった。
・1日中、ずっと同じ教科だけ勉強したのは始めて
入試問題に触れることができクラスの皆と取り組んだことが楽しかったようです。新しい先生との出逢いもあり新鮮だったようです。1日中、図形と向き合ったり、国語の問題を解いたりという始めての経験もしました。
先生の解説が凄く分かりやすく、家では学べなかったと話していました。実際に演習問題を自宅で解いた場合を想像し、テキスト付属の解答を見てみましたが解説がなく(あっても少し…)自宅では太刀打ちできなそうでした。
何より毎日奮闘していた夏期講習(段々疲れてきて…)の合間に夏期特別講座という「いつもと違う授業」に参加したことは新鮮で刺激的だったようです。
受講前は色々悩みました。夏期特別講座を受講せず、リフレッシュしても良かったかなと思いますが、充実感、達成感があったようで我が家は受講して良かったなと思います。
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