漫画を読むことで読書習慣を獲得し、受験勉強にも繋がる集中力と知識を得ることができます。私は漫画に興味を持たずに育ち、その楽しさが最初は分かりませんでした。しかし子どもたちが漫画に夢中になる姿を見て、楽しい世界やメリットがあることに気付きました。
小学生と漫画
小学生は漫画が大好きです。漫画は、子どもから大人まで楽しむことができ夢中にさせてくれます。
小さい頃から漫画やテレビのアニメに親しんでいる方は多くいらっしゃると思います。漫画は、子どもたちにとって親しみやすく読み始めやすい書物です。
学校の図書室や、放課後の学童等でも漫画に一生懸命な子の姿をよく見かけます。どんな場所にいても漫画を読み始めるとあっという間にその世界に入り込みます。夢中な姿を見ると周りの人は声をかけ辛いです。物凄い集中力です。
長男も1年生から色々な漫画を読み始めました。
漫画の読み方を習得
漫画との初めての出会いは歯医者さんの待合室でした。本棚にドラえもんの漫画が並んでいるのを長男が見つけて持ってきました。ぺらぺらとページをめくると
あれ?これテレビで観たことあるやつだ!ん?どうやって読むの?
漫画を読んでみたいけれど読み方が分からない様子でした。
漫画の読み方の基本を伝えると
「クスクス」「クックック」「ワハハハー」と楽しそうです。あっという間に漫画の読み方を習得しました。
漫画の読み方の習得はあっという間。習得した技術を即座に使い、目の前の漫画を読み進めることに充実感も感じるのでしょうか?
本屋さんや図書館にも、たくさんの漫画が並んでいます。
ちょっと本探しに行こうよ!
うん!この本楽しそう!しかも身になりそうな内容がたくさん!
本屋さんや図書館へ通い、一緒に何冊か選ぶことが多くなりました。すっかり漫画の世界に惹きこまれ色々な物を読むようになりました。
読書する姿が及ぼす影響
長男は、1度読んだら終わりでなく、何度も同じ漫画を読み返しています。
漫画に夢中な長男の姿を見て「おもしろそう!」と下の子も読みたくなり漫画を読み始めました。
更にその下の2歳児も、字は読めませんが絵がたくさん載っているので「あ!だいあん(ジャイアン)!のびー(のびた)!どりー(ドラえもん)」と言いながら夢中です。
家の中がシーンと静まり返ったと思ったら3人とも漫画に夢中ということが多々あります。自然に漫画や本を読む習慣が拡がりました。
漫画で好きな世界を深める
実際に読んでのめりこんでいた本を紹介します。もともと興味のあるものや好きなものに関連する漫画ばかりです。選ぶものが偏り始めたら「こんなのもあるよ」と時には、お薦めすることもしました。親が色々薦めたくなりますが、本人が読みたいものを選ぶという事が大切だなと感じています。
ドラえもんのシリーズは自分が好きなテーマが中心でした。長男はサッカー選手と宇宙飛行士になるのが夢だったので、スポーツの科学と宇宙大探検がお気に入りです。未来のくらしも大好きです。
角川まんが科学シリーズは、男の子の心をくすぐる対決がたくさんあり、のめりこんでいました。科学的な解説もあり勉強になっているようです。
サバイバルシリーズは1年生のころから大好きです。入学した時に、周りで流行っていました。
漫画で歴史の世界に親しむ
今は歴史の漫画に夢中です。
教科書で習う歴史の世界を知るきっかけとなっているようです。文字だけでなく絵からも色々な情報がインプットされて行きます。
学習塾が中学受験用に監修している漫画もあります。
奈良の大仏様ってすごい作り方だよ!!これ見てみてー!!
ほんとだー。世界遺産だしいつか実物を観たいね!
歴史の本等、詳しくはこちらから↓
読書の習慣化
漫画の世界を堪能し、4年生から文庫本の世界も楽しむようになってきました。時間があると漫画や文庫本を広げて読んでいます。分からない言葉が出てくると「〇〇ってどういう意味?」と聞いたり、国語辞典をひいてみたりして読み進めています。
読書中は、様々な世界や、言葉に触れ、色々な感情になります。心が育っている瞬間だと思い、なるべく集中できるように話しかけないように努めています。
文庫本については、また別の機会に紹介したいと思います。
まとめ
最初は「漫画ばかり読んで―!!」と怒ることが増えるかもしれないと漫画にあまり良いイメージを持っていませんでした。しかし実態は違いました。
小学生のうちに漫画の世界に親しむことは、人生の糧になると感じました。漫画を読むことは「読書習慣を獲得!集中力をアップさせ受験勉強の知識を得る欠かせないアイテム」となると思います。