中学受験塾へ通う長男。全国公開模試を受けてきました。分からなかった問題を自宅で解き直し、復習を進める様子をレポートします✏
4年生→5年生:変更部分(テスト・模試)
テスト開始時間の変更
4年生…午前開始
5年生…午後開始
これまで、テストの日は、朝、起きたらテストへ出かけ、昼食前に帰宅していました。5年生からは、昼食後に一段落してからテストへ出かけ夕食前に帰宅します。土曜日の過ごし方が一変しました。
テスト時間が伸びた
国語+10分
算数+10分
理科+5分
社会+5分
4年生までのテスト時間より合計30分伸びました。テスト時間が伸びたことで、時間に余裕ができたわけではありません。時間が伸びた分、問題の量や難易度も上がっているようです。テスト後は疲れた様子で帰ってきました。
効率UPのカギはテスト後すぐ!
テスト後に自己採点
毎回、帰宅前に塾で自己採点をしています。今回も、国語と算数を自己採点してから帰宅しました。なるべくすぐに自己採点すると記憶も新しく振り返りやすいようです。
理科、社会は帰宅後に自己採点をしていました。
テストの見返し
我が家では、その日のうちに以下のプロセスで復習します。
- わからなかったところを一度自分で解く
- それでも分からなかったら解説を読み自分で解く
- それでも分からなかったら親と一緒に問題を解く
親が関わる部分
親が関わる部分は我が家では、上記の3のみです。長男が解説を見ても分からなかった問題を持ってくるので、一緒に解きます。
親子仲良く自宅学習を進めるポイント
長男が、解説を読んでも分からなかった問題を持って来ます。ドキドキの始まりです。何故なら途中、バチバチ喧嘩になりそうな雰囲気になることがあるからです。
冷静に言葉を選んで
親の言葉がけに
そういう言い方はやる気がなくなっちゃう
しまった!!気分を損ねたか!!こっちだっていっぱいいっぱいだよ〰️。
冷静に進めようとしますが、だいたいヒートアップしていきます。親も始めて目にする問題に余裕がありません。解説を読んだところで分からない問題もたくさんあります。
始めて問題を解く気持ちで
長男が冷静に問題を声に出してゆっくり読み返していきます。
あれ?分かったかも!!
これはラッキーなパターン!問題の読み込みが足りなかっただけかな?もっとテスト中に問題の読み込みをしっかり~!!
解き方を教えるのではなく、一緒に解き方を見つけるように心がけています。
伸ばしたい2つの力
考え方を説明する力
一筋縄には行かない問題については以下に注力し挑みます!
- 考え方をノートに書いて残す
- 考え方を説明する
自分がどのように考えたのか、どこまで理解できたのか書いて行きます。すると同時に、頭の中が整理されて行きます。
考え方を説明することで、考え方がしっかり定着します。
親が答えに導くのではなく、自分で気づいていくのを待ちます。
この気づくのを待つ時間がなかなか難しいです。
テストに限らず自分の考え方を説明する能力は、大人になっても大変重要なものになると思います。今から伸ばせて行けたらなと思います。
自ら気付く力
復習しながら色々なやり取りが続きます。
文章の意味は分かるけど計算式が分からない
表(絵)に書いてみようか!
長男が分かっているところを書き始めると
あ!そういうことね!
自分で気付いてくれたらラッキーです。一件落着です。自分で気付く体験を意図的に増やし行きます。
親もお手上げな難問対処法
実際のところ、解き方を読んでみて親も分からない問題だらけです。
そのような時は、以下の事を意識しながら進めて行きます。
- まっさらな気持ちで問題に取り組む
- 難しいという感情の共有
- 一緒に解く同志の気持ちになる
- 最後の答えを出すのは子ども
親子ともども終わる頃にはヘロヘロです。
大変だからこそ得る物は大きい
分からなかった問題が「できたー!!」という喜びの積み重ねで自信が付きます。
見直しが全て終わると「スッキリ!!」「終わったー!!」という達成感を得ます。
また次回への意気込みが湧いてきます。
最後に、残るのは、喧嘩しながらも一緒に問題に取り組む過程で共有した同士感:絆です。
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