我が家の長男は、2024年に中学受験をする予定です。中学受験や通塾は親子そろって初めてです。 今、小学4年生ですが通塾している日能研では2月から小学5年生となります。
2月の進級を前に、新5年生の在籍クラスの発表がありました。先日、通知をいただき長男は始めてクラスが替わりRクラスになります。クラス替えはどのように行われるのか?長男がRクラスになるために4年生でしてきたことをまとめました。
2つのクラス(W・R)
日能研には2つのクラスがあります。WクラスとRクラスです。
違いは下記の通りです。
Wクラス | R クラス | |
通常授業 テキスト | 本科 | 本科 |
講習(夏期・冬期・春期) テキスト | 標準 | 発展 |
育成テスト | 基礎問題 | 応用問題 |
通常の授業(本科)では、どちらのクラスも同じテキストを使って学びます。夏期・冬期・春期講習はWクラスが標準テキスト、Rクラスが発展テキストを使て学びます。2週間おきの育成テスト問題では、Wクラスが基礎問題、Rクラスが応用問題を解きます。
クラス分けの仕組み
入塾の際に頂いた書類には「4年生、5年生は2か月に1回、6年生は毎月、テスト結果・学習状況等によりクラスの見直しを行います。」とあります。
クラス替え後の授業開始日が決まっており、その日までの2か月間に行う全てのテスト結果がクラス分けの為の参考材料になっているようです。
詳しくはこちらから↓
入塾から勉強リズムをつかむ為にしたこと
テスト日の多さに驚愕
体験授業後、入塾を視野に入れ予定表を確認してみると???????
土曜日は、ほぼ毎回テスト!?週2回の通塾なはずがテストを入れると週3回!?やりすぎじゃない?!こんなに沢山やる意味あるのかな?よし電話で聞いてみよう☎
驚きすぎて電話してしまいました💦
テストの意義とは
テストを受けない入塾は✖と、きっぱり断られました。テストをする理由がしっかりあるからと。どんな理由なのか?しっかりお話ししてくださいました。
- 子どもはテストから手ごたえや伸びを実感するから
- テストでしっかり理解できているかを測る
- テストの見直しで力がついて行く
- 授業+テストのルーティーンでリズムが出来上がって行く
そうか。とにかくやってみよう!どんな通塾の雰囲気になるか試してみて、つまづいたらまた考えよう!
この時は、まだ半信半疑。勢いでスタートしました。
テスト日が学校行事や習い事、試合や旅行等と重なって受けられない場合は後日テスト日が(翌日の日曜、平日1日)設けられているのも安心材料となりました。
先日の後日テストの記事はこちらから↓
やってみた結果、得たもの5つ
①自動的に復習のきっかけがやってくる
2週間分の勉強内容を育成テストで確認します。テストの振り返り(復習)をしながら、もう一度学びなおしていきます。授業がどんどん進む中、自動的、定期的に復習のチャンスがやってくるのです。
授業がどんどん進んで行くけどちゃんと覚えているかな?復習してみたら?と声をかけることもなく苦手場面をテストで洗い出し復習できてる!
②スピーディーに分からない所に手が届く
テストの解答用紙は終了後に回収されコピーを取ったものを日能研に、解答用紙原本と模範回答は持ち帰ります。テストを受けた直後にどこを間違えたのか、どういう風に間違えたのかを確認することができます。
分からないところが分からない。という問題を一気に解消します。
③全国の同級生の存在を知りその中の一人である自分を知る
月曜日には、テスト結果がネットで確認できます。全国の同級生の中での自分の立ち位置が分かります。全国には自分と同じことをしている人がこんなにいる。テストの手ごたえの感覚と実際の良し悪しを分析したりして楽しそうです。同級生の解答例も載せてあり、興味深く見ています。
結果を楽しみにしてるから先に見たとしても俺が見るまで言わないで。
保護者会で先生もおっしゃっていました。親が先走りしてテストの結果を色々言わないようにと。長男の気持ちもよくわかるので我が家は、長男ファーストです。
私は覗きこまず声をかけられるまで待ちます。楽しそうなのでそっとしておこう!意外とこういう時間が大切なのかも。
テストを受けてきた本人より先に親が結果を見て、ガミガミと言ってしまったりすると本人のやる気がそがれてしまったり、テスト結果を隠したくなったり、自信が持てなくなったりと悪循環してしまうからです。
④暗記でなく真の実力がついているか確認できるテスト
育成テストの他に1カ月に1回くらいのペースで公開模試があります。
- 育成テスト:塾で2週間で学んだ範囲の振り返りテスト
- 公開模試 :塾の生徒以外の子も(約12000人)一緒に受験する模試
公開模試では、塾以外の受験生も含めた自分の位置、試験範囲が2週間分ではなく多岐にわたるので真の実力がわかります。
育成テストの結果は良いけれど公開模試の結果はよくない⇒2週間分の塾の勉強を暗記しているだけかもしれない等、暗記でなく実力として身についているか等の確認材料にもなります。
確かにテストのおかげで勉強のリズムがつかめている!
⑤座席が替わることで自分の取り組んだ結果を肌で知る
テスト後はテストの結果順に毎回、席替えをしています。長男は席替えの話題をあまり出しません。会話の中からこの辺りに座っているのかなという雰囲気が感じられているので詳しく聞かずにいました。皆、教室の中でも自分の位置を感じながら勉強しているようです。
5年生へ向けての課題
学年が上がり5年生になる節目を迎えこれからの課題いついて考えてみました。
進級して変わること・新しい課題
- 学年が上がることで勉強する量が増える
- 学年が上がることで難しいものが増える
- 通塾日数が増える
- 通塾時間が長くなる
- 勉強量をこなせるか
- 難しくてわからない問題をどうするか
- 家にいる日数が減る
- 家にいる時間が短くなる
5年生になると勉強量が増えるけれど家で勉強できる時間は減る。難しい問題をどう対処していくか。始めてのクラスについていけるだろうか…色々な課題が出てきました。
今は漠然としていて、見通せていませんが、長男が自分なりのやり方を掴めるように見守って行きたいと思います。
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