アクセスを多くいただいた記事を中心に4年生の通塾経験をまとめました。4年生の皆さん、これから中学受験をしようと考えている皆さんのお役に立てればと思いレポートします✏我が家の長男は、中学受験塾(日能研)に通っています。学年の途中、9月(後期授業)から基礎クラス(W)で半年学びました。5年生からクラスが替わり応用クラス(R)に通塾しています。
入塾するまで
4年生の夏休み前までは、家庭学習として以下の物を中心に行っていました。
- 学校の宿題
- くもん(市販)問題集
- Z会
塾選びのポイント
中学受験に向けて塾を探しました。家族で話し合い大切に思うポイントを挙げ選ぶ基準にしました。
我が家が挙げた塾選びのためのポイントです
- 家から通いやすい。
- 学び方の基礎を身に着けられる。
- 志望校への合格者が多い。
- 対面での授業に力を入れている。
- 子どもが求めているものにマッチしている。
- カリキュラムが志望校にあっている。
- 通い続けられる雰囲気である。
体験授業に参加し実際の様子を確認し、長男の意見を尊重し決めました。
体験授業
4年生の6月に、1日体験授業に参加しました。科目は算数です。実際のクラスに一緒に参加させていただく形でした。親は送迎のみでクラスに入室はできませんでしたが、学びの様子を授業後に報告してくださいました。
実際の授業を体験できたことで、親子ともに安心できました。
入塾テスト
入塾する為には、塾の設ける入塾の合格基準点に達しなければなりません。体験授業後の全国テスト=入塾テストとを受けました。
- 国語と算数2科目の合計点が合格基準点に達している→入塾可
- 募集定員何名のうち何番目か順位の通知
- クラス認定(W基礎クラス、R応用クラス)
合格点に達しなかった場合でも入塾を希望する場合は「別途実施される入会テストの受験、または期間講習の受講をご検討ください」と案内されていました。
勉強以外に大切にして来た事・入塾のきっかけ等こちらにも載せています↓
勉強内容(塾・家庭)
塾の新学年スタートは2月です。2期制になっており2月から8月、9月から翌年1月に分かれています。我が家は6月の体験授業、入塾テスト、夏期講習へ参加後、9月から実際に通い始めました。
授業の進み方
4年生は週に2日の授業があります。1日2コマ(70分×2)学びます。
週末には下記のテストがあります。
- 育成テスト:塾で2週間で学んだ範囲の振り返りテスト
- 公開模試 :塾の生徒以外の子も(約12000人)一緒に受験する模試
1か月のタイムテーブル
1週目 国語1コマ 社会1コマ 算数2コマ
2週目 国語1コマ 理科1コマ 算数2コマ
週末に育成テスト
3週目 国語1コマ 社会1コマ 算数2コマ
4週目 国語1コマ 理科1コマ 算数2コマ
週末に全国公開模試
このような感じで1か月が進んで行きます。
家庭学習
予習はせず復習のみ行います。その週に学んだものを自宅用のテキストを使って復習します。入塾したての頃は親子で復習しました。徐々に、勉強のリズムを獲得し1人で行えるようになりました。
塾で学び、家庭で復習した2週間分の内容を育成テストで確かめます。育成テストは定期的に復習できる良い機会となっています。テストで解けなかったところや間違えたところ=身についていないところをスピーディーに発見できます。分からないところが分からないという事態を防げます。
育成テストの他に1カ月に1回くらいのペースで公開模試があります。公開模試では、塾以外の受験生も含めた自分の位置を知ることができます。試験範囲が多岐にわたり難易度も高いので真の実力がわかります。
育成テストの結果は良いけれど公開模試の結果はよくない⇒2週間分の塾の勉強を暗記しているだけかもしれない等、暗記でなく実力として身についているか等の確認材料にもなります。
学習環境
通塾前までは、リビング学習をしていました。夏期講習に通うようになり集中して勉強できるスペースを確保しました。
子ども部屋で勉強する際の利点
- 勉強する際に場所を移動することで気持ちが切り替わる。
- やる気スイッチを自分で入れることができるように。
子ども部屋で勉強する際の注意点
- 子どもの様子を親がリアルタイムに掴めない
色々と工夫をしながら家庭での勉強を進めてきました。
実際に我が家で実践した作戦や工夫はこちらにも載せています↓
費用
4年生、後期(9月)から入塾した場合の4科(国語、算数、理科、社会)の費用を計算してみました。199,661円でした。
詳細は下記の表の通りです。授業料のみ10月分から各月、銀行引き落としになります。授業料9月分と入会金~副教材まで振込用紙で一括振り込みしました。
コンビニで振り込みました。凄い金額で親の覚悟も決まりました。
回数 | 費用(税込み) | |
入会金 | 22,000円 | |
授業料 | (9月~1月・20週) | 20,900/月 |
学習力育成テスト | (9月~1月・全9回) | 29,700円 |
全国公開模試 | (9月~1月・全5回) | 16,500円 |
教材費 | 24,827円 | |
副教材費 | 2,134円 | |
合計 | 199,661円 |
この他に別途、夏期講習40,370円、冬期講習28,050円かかりました。
通塾開始に伴い家族で話し合ったこと等も載せています↓
習い事との両立
習い事にも全力投球の長男。4年生の1週間はこんな感じでした。
- 空手 :週2回
- サッカー:週1回
- 塾 :週3回(週2回授業+土曜日テスト)
全てに本気で取り組んでいます。習い事をしていると時間がありません。
すると時間を大切に使い、やりたいことをやる時間を作りだそうとします。やがて時間を意識して動くようになり時間の使い方を身に着けて行きます。
習い事でヘトヘトになって帰ってきますが、良い体力づくりになっているなと感じます。
試合に負けたり、色帯の審査に通らなかったり頑張っているのに、一筋縄では行かないことがあります。悔しさを味わい、それでも立ち上がる根性も身に着けているのではないかなと思います。
やりたいものに全力で取り組むことで気持ちが満たされたようです。頭もスッキリ勉強に向かうことができ、Rクラスに行きたいという目標ができ実現することができました。長男の希望で5年生も習い事は、変えずにそのまま続行しております。
習い事の調整、親のサポートの仕方、両立していくカギとなるもの等も載せています↓
偏差値の推移は自分次第
入塾前に色々と気になり偏差値の事を話しました。
塾に入ると偏差値はどのくらい伸びるものなのでしょうか?
全く変わらない子もいれば伸びる子もいます。その子がどう頑張るかです。
確かに、塾がどうにかしてくれるわけではなく、親がどうにかできる物でもありません。本当に本人次第だなと感じます。私たちは応援することしかできませんが、共に歩んで行きたいと思います。
4年生の重要ポイント
入塾してから生活に慣れるまでに時間がかかります。
楽しく通う姿に安心していましたが、成績が伸び悩みました。最初のうちは親のサポートも必要だと感じました。
4年生は勉強のリズムを掴む学年と言われています。高学年に比べて、4年生は親がまだまだ介入しやすい年頃でもあります。
4年生のうちに自分のペースで自ら学ぶことができるようになると良いと思います。
我が家も日々、切磋琢磨中です!!
塾の流れに乗ることで勉強のリズムが出来始めました↓
にほんブログ村のランキング参加中。クリックで応援していただけると嬉しいです。
↑人気ブロガーさんの記事はこちら
お勧めの学習まんがを紹介します。「ドラえもんの社会科おもしろ攻略 日本の歴史」は、全3巻で一通りの日本の歴史を理解できます。中学受験塾の浜学園監修で、受験も意識した内容となっています。「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史」は、詳細度が上がり中学生になっても十分な内容です。2020年度より導入の新学習指導要領に対応してます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
おすすめの書籍を紹介します。「中学受験 小6になってグンと伸びる子 ガクンと落ちる子 6年生で必ず成績の上がる学び方 7つのルール」は、日能研の現役教室長による実践的な受験・教育本となっています。「親がやるべき受験サポート」は、ノートの作り方、試験対策、宿題サポート、過去問の取り組み方などについても具体的に紹介されています。また、コミックの「二月の勝者 ―絶対合格の教室―」もいろいろ勉強になります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。